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新宿末広亭令和の定点観測 全七十三興行通い詰め

長井好弘/著
著作者
長井好弘/著
メーカー名/出版社名
朝日新聞出版
出版年月
2026年6月
ISBNコード
978-4-02-252143-9
(4-02-252143-0)
頁数・縦
419P 19cm
分類
芸術/芸能 /落語
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価格¥3,000

出版社の商品紹介

出版社からのコメント

落語の殿堂に、1年間全部見た!落語協会百周年、桂歌丸追善、七代目円楽襲名…隅から隅まで味わい尽くす●まえがきより本書は、2025年9月から2026年8月まで、僕が東京の寄席定席「新宿末広亭」の1年間73番組のすべてを客席で鑑賞するという、汗と涙と暇つぶしの記録である。見方によっては快挙とも暴挙とも言える行為を、僕は「定点観測」と名付けた。なぜこんなことを始めてしまったのか。お話は今から26年前、1999年5月に遡る。当時新聞記者だった僕は、新宿末広亭で1年間の「定点観測」を始めた。誰に頼まれたわけではない。子供の頃からの演芸好きが高じて、辛い時、楽しい時、仕事に行き詰まった時、たまにはいっぱい飲みたいと思った時(僕は下戸だ!)に、ぶらりと木戸をくぐった寄席という悪所(?)を、隅から隅まで味わい尽くしたいと、厄年を何年か過ぎた良い大人が、大人気なくも思いついてしまったのだ。では、どうすれば寄席を味わい尽くせるのか。新宿の飲み屋街の真っ只中でただ一軒、江戸以来の演芸の伝統を伝える末広亭は、10日ごとにプログラムが替わる。昼の部と夜の部があるから、1か月で6番組。1月だけは3部構成なので、合計すれば1年間で73番組だ。僕はこれを全部見てやろうと考えた。それが「寄席の定点観測」である。それは壮大な計画だったが、裏を返せば暴挙でしかない。「どうせ無理だろうが、できる限り続けて、途切れたら潔くやめよう」そういう気持ちで始めたら、これが楽しくて仕方がない。「定点観測=同じ場所を続けてみる」を始めたら、今まで見えなかった、あるいは見ようともしなかった寄席のあれやこれやが、見えてきた。だが、1年間は長かった。仕事が忙しくて寄席に行けない。翌日には番組が変わってしまうという十日目の公演に駆け込むのは一度や二度ではなかった。ついに僕は心筋梗塞に倒れてしまう……

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